◆ 名古屋友禅体験

名古屋友禅 11月の四つ葉会は名古屋友禅体験です。
名古屋友禅は淡彩で深い渋みのある独特な味わいが魅力の伝統工芸です。
今回は名古屋市西区にある「堀部公房」にお邪魔して手描友禅を体験させていただきました。
教えてくださるのは堀部満久先生です。堀部先生は名古屋友禅伝統工芸士で、大須大道町人祭の「おいらん道中」のおいらん衣装も手がけていらっしゃいます。

名古屋友禅 手描友禅には
「下絵」→「糸目糊置(模様の線に沿って糊を置く)」→「色挿し(模様に着色する)」→「蒸し」→「伏糊置(模様部分を糊で伏せる)→「引染(生地の模様部分以外の部分に着色する)」」→「蒸し・水洗い」→「彩色仕上」→「上ゆのし」
とたくさんの工程があります。
今回は体験ということで、すでに金糊で模様の描かれているスカーフに彩色をすることになりました。 筆を使って模様の中を塗りつぶしていくのですが、やってみると模様からはみ出さずに塗ることも、ムラにならないように筆につける染料の量を加減するのも難しく、筆遣いに慣れていないので四苦八苦する生徒さんも多かったです。しかし出来上がった作品は同じ模様であってもそれぞれこだわりのある色使いで個性的に仕上がりました。

名古屋友禅 「堀部公房」では手描友禅教室を開いているので、作業した部屋にはその生徒さんの作成途中の作品がたくさんおかれていました。
下絵の段階のもの、色挿しの途中のもの、糊を置いたものなど見ることができ、作品の製作過程がよくわかりました。
実際にやってみるとかなり手間も時間もかかることだろうと感じましたが、自分で模様を考え、自分で描き染めた反物を仕立てて着物を着ることができたらどんなにうれしいかと思います。
堀部先生には製作過程、色の塗り方や筆遣いなど丁寧なご指導をいただき、また「こんなふうに色を作りたい!ここにも模様がほしい!」という要望にもお応えいただきありがとうございました。とても楽しい体験になりました。次回の四つ葉会もお楽しみに!